早川忠孝

暴力団員だった人にもその家族にも人権がある。 暴力団員だったということで銀行の口座が持てなかったり、レストランでの食事を断られたり、入浴も出来ない、というのはいささかおかしなことだ。 最近は葬式場やお寺への出入りまでお断りだということにまでなっているようだ。 相手が暴力団員だったらどんなことをやってもいいんだ、などという乱暴な発想は良くない。 法の下の平等は、どんな場合も最後まで守られなければならない。